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【つながるカレッジねりま 第2週】

執筆者の写真: 山岸 研山岸 研

更新日:2023年5月26日


2023年 5月23日 第2週【 練馬区の施策(地域福祉) 】:福祉部管理課


《 練馬区の取組について 》

 急速な少子高齢化や高齢者世帯・ひとり暮らし世帯の増加などの影響により、地域の関係性が希薄化するとともに、地域が抱える課題は多様化・複雑化している。地域福祉は、地域生活課題に対応する福祉施策を総合的に推し進めることで、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせる社会の実現を目指す。


*練馬区の人口

 区の総人口推移は増加傾向にあるが、その特徴は外国人人口の増加にある。彼らが生産年齢人口を押し上げている点にも着目したい。


*練馬区の高齢化率

 団塊ジュニア世代が、後期高齢者となる2045年問題を見据え、今後高齢者人口の比率上昇とともに生産年齢人口の低下は避けられない。

 地域によるばらつきが著明。光が丘団地等では高齢化率約50%で、その周辺にある谷原や高松では12%となっている。


*区の財政運営問題

 子育て世帯や障害をもつ方、不登校児やLGBTQ+等、多くの福祉課題がある中で、「ふるさと納税」による区外への住民税流出は深刻な問題である。



【講義を通じての振返り】

※ふるさと納税による住民税の流出に関して:流動的な住民構成の都心部では、止むを得ないのではないか。この練馬で一時的に暮らし、ましてやその行政サービスの恩恵を享受実感できなければ、多くの住民は、区へお金を落とそうとは考えないであろう。流出抑止のためには、『選ばれる街・住みたい街つくり』こそが喫緊の課題であり、区独自の魅力的な行政サービスを提供し、アピールしていくことが大切ではないだろうか。一区民としてできることはなにか? 当該講座を通じて考えていきたい。


 

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