この度はご訪問いただき有難うございます。

事務所代表、行政書士の山岸研と申します。

当事務所は、》...Trotzdem  Ja  zum  Leben  sagen 《※  ドイツ語で「それでも人生にイエスと言う」を

​運営理念として掲げ、皆様からのご相談にお応えしております。

 

さて、SDSN（国連の持続開発可能ソリューションネットワーク）が毎年公表している「世界幸福度調査」によると、日本の「世界幸福度ランキング」は156カ国中62位 (2020年)。 社会保障制度などの社会的支援・健康寿命・人生の自由度・他者への寛容さなど６項目を加味し、それらが主観的な幸福度に与える影響を分析調査したものです。北欧諸国が上位を占める中、残念なことに日本は年々順位を下げ、昨年の58位から更にランクを落とす結果となりました​。

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もちろん、幸福度の基準は、人それぞれ･･･。このランキングも一つの目安でしかありません。

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将来への夢や希望と共に、日々幸せを感じ、生きがいの持てる安らかな暮らし･･･ 身の丈に合う蓄えを持ち、家族に見守られ、敬愛され老いて人生を全うする･･･。 かつて、私たちが思い描いた『普通』の人生設計も、もはや手の届かぬ、夢物語でしかないのでしょうか。

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​昭和から平成、令和へと、わたしたちの暮らしは効率化や生産性を優先することで確かに物質的な豊かさを得ました。しかしながら、経済活動のみならずその基準がまるで社会全体の『スタンダード』であるかのように幅を利かせ、そこに所属する人間の価値までもが一律にそのモノサシで評価される、そんな窮屈な世の中を、決して望んでいた訳ではないはずです。

 

「時間の無駄！｣「働かざる者、食うべからず！」 責め立てられるような言葉が飛び交う社会に、多くの方が疲弊し、閉塞感や生きづらさを訴えていらっしゃいます。そして、本来なら馴染まないはずの福祉の現場にあってさえ、効率を重視し生産性が求められているのが現実です。障がいや病気、老いなど介助を必要とする方々に対し、お一人おひとりのあるがままを受容し社会全体で支援しますよと、傍に寄り添い、声をかけて差し上げることすら出来ぬもどかしさ･･･ 多くの人手と財源の確保が喫緊の課題である福祉の現状を突きつけられて、悲しいかな仕方がないと、諦めるよりほかないのでしょうか。

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日本国憲法第13条、第25条に於いて､『生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利』は『最大の尊重を必要とする』、『すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する』と高らかに宣言されています。にもかかわらず、社会の片隅でこの権利を正当に行使する術を知らず、生きていることの幸せを噛みしめることの出来ぬ人々がいる･･･。

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人間の尊厳を守ること･･･人は、生きてそこにあるだけで尊く意味があるのだと、たとえどんなに辛く苦しくてもかけがえのない自身の人生を肯定し、共に手を取り歩んで行ける寛容な社会の一員でありたい･･･その為に、微力ながら誠心誠意、介護士として行政書士としてお手伝いをさせていただく、それこそが当事務所の使命であると胸に刻み、運営理念として定めることとしました。

 

​誰かに相談することで、気持ちが楽になり、明日への光が見えてくるかも知れません。

高齢者福祉・介護の現場を知るプロだからこそ出来るアドバイスがあります･･･。 介護や終活、遺言・相続などでお困りなら、些細なことでも結構です。どうぞ遠慮なさらずお問合せください。

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​　　　　　　　　　　※  邦題『夜と霧』で有名な、第二次大戦時ユダヤ人収容所から生還した心理学者 V.E.フランクルの著書タイトルより